ChatGPTのモデルとは?
ChatGPTの「モデル」とは、AIの頭脳にあたる部分です。
モデルごとに知識の範囲や得意分野、処理速度が異なり、まるで人間の性格やスキルの違いのように特徴があります。
OpenAIは2022年の公開以来、性能をアップさせた新しいモデルを定期的に発表してきました。
中には文章生成が得意なモデル、計算や論理的推論が得意なモデル、軽くて高速に動くモデルなどがあります。そして最新のGPT-5が登場したので、今までのモデルを振り返りましょう!
ChatGPTのモデルの歴史と種類・特徴
1. GPT-3.5(主に「GPT-3.5 Turbo」)
- 登場時期:2022年11月(ChatGPT公開時に最初に使われた主力モデル)
- 特徴
- 文章生成と会話能力が非常に高く、一般向け利用や基礎的な業務自動化などに幅広く用いられた
- 比較的軽量かつ低コストで使える
2. GPT-4
- 登場時期:2023年3月
- 特徴
- 長文や複雑なタスク、高度な推論が可能
- 専門的・業務的な用途が増加
- 精度が高く、ビジネス・研究用途で広く採用された
3. GPT-4 Turbo
- 登場時期:2023年11月
- 特徴
- GPT-4と同等の精度でありながら、より高速かつ低コスト
- 多量のリクエストやリアルタイム性が求められる場合に最適
4. GPT-4.1
- 登場時期:2024年春~初夏頃
- 特徴
- コーディング・プログラミング補助の精度が大きく向上
- 指示理解・文章生成の全体的な品質がより高精度に進化
- 複雑な指示や長文の一貫性も強化
5. GPT-4 Omni(GPT-4o)
- 登場時期:2024年5月
- 特徴
- テキスト・音声・画像などマルチモーダル入力に対応(最先端機能)
- 推論力が非常に高く、用途がさらに拡大
- 研究・業務用途のみならず、クリエイティブ用途にも最適
6. その他派生モデル(例:o1、o3、o3-mini、o4-mini、o4-mini-high)
- 登場時期:2024~2025年にかけて次々登場
- 特徴
- 「軽量」「特定用途」など目的別に最適化
- モバイルや大量API用、省コストの使い分けがしやすい
- 精度や速度・料金のバランスを重視
AIモデル「GPT-5」登場!特徴は?
openAIは8月7日(米国時間)、AIモデル「GPT-5」を正式発表しました!
同社はGPT-5の性能について「これまでで最もスマートで、最も速く、最も便利なモデル」と説明。コーディングや数学、ライティング、医療、視覚認識などあらゆる分野で優れた性能を発揮するという。そのベンチマークは、数学とコーディング、マルチモーダル、健康の分野で新たな最高水準(SOTA)を達成した。 特にコーディング機能の強化に力を注いでおり、OpenAIは「GPT-5は、これまでで最も強力なコーディングモデル」と説明。1つのプロンプトで、Webサイトやゲーム、アプリを生成するに当たり、見た目と機能性を両立できるという。公式Webサイトには、作成したサンプルを複数掲載している。 他にも、GPT-5はGPT-4oと比較して、ユーザーに対して過剰に同意する傾向も減少している。OpenAIは「『AIと話している』というより、博士レベルの知能を持つ親切な友人とチャットしているような感覚になるはず」と使用感を説明している。 無料ユーザーの使用には上限があるが、ChatGPT Plus以上の有料会員にはより多く使用回数が与えられる。無料ユーザーが利用上限に達した場合、小型モデル「GPT-5 mini」が移行する。 最上位プランに当たるPro会員は、GPT-5を無制限に利用可能な他、リーズニングモデル「o3-Pro」に代わるモデル「GPT-5 Pro」も使用できる。o3-Proよりも優れた推論機能を誇り、GPT-5シリーズでもっとも高性能なモデルだという。
Yahoo!ニュース
まとめ
ChatGPTは世代を重ねるごとに「精度」「速度」「対応範囲」が飛躍的に進化しています。
特にGPT-5では「博士レベルの知能を持つ親切な友人とチャットしているような感覚になるはず!」と使用感を説明しているので、私も活用が楽しみです!今後も作業効率や成果が大きく変わってきそうですね!最後までお読みいただきありがとうございました!