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クロールとインデックスの違いとは?ブログ記事をGoogleで上位表示させるSEO対策まとめ!

  • 2025年7月22日
  • 2025年7月22日
  • SEO
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クロールとインデックスとは?

SEOを進めるうえで欠かせないのが、「クロール」と「インデックス」の理解です。
これらは、Googleなどの検索エンジンがウェブサイトを認識し、検索結果に表示するための大切なステップです。

クロールとは?
Googleのロボット(クローラー)があなたのサイトを巡回し、新しいページや更新されたページを「発見」して情報を収集するプロセスのことです。ブログ記事を公開したとき、まずこのクロールが行われます。

インデックスとは?
クローラーが集めた情報をGoogleのデータベースに「登録」する作業です。インデックスされることで、そのページは検索結果に表示される対象になります。

つまり、「クロール→インデックス」という流れがあってこそ、あなたのサイトが検索ユーザーの目に触れるのです。この2つはSEOの出発点ともいえる、大切な工程です。


クロールとインデックスの役割の違い

「クロール」と「インデックス」は、どちらも検索エンジンにあなたのページを認識してもらうために欠かせませんが、それぞれの役割は明確に違います。

クロール=ページを“見つける”

Googleのクローラーがサイトを巡回し、新しいページや更新されたページを発見して情報を収集します。

インデックス=ページを“保存する”

収集した情報をGoogleのデータベースに登録し、検索結果に表示できる状態にします。

📚図書館にたとえると…

  • クロールは、新しい本が届いてスタッフが内容をチェックしている状態
  • インデックスは、その本の情報が図書館の検索システムに登録され、誰でも探せるようになっている状態

つまり、クロールされてもインデックスされなければ検索には表示されないということ。
この違いを理解しておくことで、SEOの土台がしっかり固まり、検索上位を狙うための次の一歩が見えてきます。


インデックスされない原因とその対策

記事を公開したのに、検索しても出てこない…そんなときは、インデックスがされていない状態かもしれません。
以下のような原因が考えられますので、チェックと対策をしていきましょう!

1.クロールされていない

クローラーがページを見つけられていないと、当然インデックスもされません。リンク構造が複雑だったり、サイトマップが未設定だったりすると、見落とされる可能性があります。

対策:GoogleサーチコンソールにXMLサイトマップを送信し、内部リンクを整理して、クローラーが巡回しやすい構造を作りましょう。

2.noindexタグがついている

metaタグに「noindex」が含まれていると、Googleに「このページは検索結果に表示しないで」と伝えてしまいます。

対策:意図しないnoindexは削除しましょう。WordPressのSEOプラグインで自動設定されていることもあるので要確認です。

3.コンテンツが重複している

他のページと似たような内容だと、Googleは「このページはインデックスしなくていい」と判断することがあります。

対策:オリジナリティのある内容に仕上げ、類似ページは統合またはnoindexに設定して管理しましょう。

4.コンテンツの品質が低い

内容が薄かったり、広告が多かったり、ページの読み込みが遅かったりすると、ユーザーにとって有益ではないと判断されることがあります。

対策:読者の役に立つ情報を丁寧に盛り込み、モバイル対応や表示スピードの改善も行いましょう。

インデックスされない=SEOでスタート地点に立てていない状態。
まずはこのような基本的なチェックから始めることで、確実に検索に表示される土台を整えることができますよ。


クロール・インデックスの最適化

検索結果に自分のページがしっかり表示されるようにするには、クロールとインデックスの最適化が欠かせません。ここでは、SEOの土台を整えるための実践的な5つの方法を紹介します。

1. XMLサイトマップを送信

サイトマップは、クローラーに「どのページが存在するか」を教える設計図のようなもの。
Googleサーチコンソールで送信することで、全体を効率よくクロールしてもらえます。

2. 内部リンクを整える

新しい記事や重要なページには、他のページからの内部リンクを設置しましょう。
クローラーが巡回しやすくなり、インデックスまでの時間短縮にもつながります。

3. 質の高いコンテンツを意識

Googleが求めているのは、「ユーザーにとって有益な情報」。
オリジナリティがあり、わかりやすく、信頼できる内容に仕上げることで、インデックスされやすくなります。 E-E-A-T(専門性・経験・権威性・信頼性)を意識して書くと◎

4. モバイルの最適化

スマホユーザーが主流の今、Googleはモバイル対応サイトを優先して評価します。
表示スピード、レスポンシブ対応、文字の大きさなどを見直しましょう。

5. Googleサーチコンソール

新しいページを早く検索に反映させたいときは、Googleサーチコンソールの「URL検査ツール」が便利!URLを入力し、「インデックス登録をリクエスト」ボタンを押すだけで、手動で登録依頼できます。

日々の更新や新規ページ追加のたびに、サーチコンソールでインデックスリクエストを活用するのもおすすめです。


日々の継続と改善

クロールやインデックスを最適化することは、SEOの第一歩。
でも、それだけで終わりではありません。

SEOで本当に成果を出すために必要なのは、「継続して改善し続ける姿勢」です。

Googleもユーザーも“変化し続けている”

Googleの検索アルゴリズムは日々進化しています。
また、ユーザーが求める情報や検索の傾向も常に変化しています。

だからこそ、サイトも定期的にアップデートし、改善していくことが欠かせません。

Googleサーチコンソールをチェック

  • インデックスされていないページがないか?
  • 重要なページが正しく表示されているか?
  • エラーやクロールの問題が発生していないか?

こうした情報は、Googleサーチコンソールで簡単に確認できます。
定期的にチェックすることで、トラブルの早期発見&改善ができます。

アクセス解析で改善を発見

Googleアナリティクスなどを活用して、「読まれている記事」「離脱されやすいページ」「滞在時間」などをチェックしましょう。
数字は嘘をつきません。データをもとに改善を繰り返すことで、ユーザーにもGoogleにも愛されるサイトへと育っていきます。

SEOは「一度やって終わり」ではなく「育てていくもの」。
コツコツと丁寧に運営することで、確実に成果が見えてきます。


まとめ

SEOの第一歩は、「Googleに見つけてもらうこと」
そのためには、クロールとインデックスの仕組みを正しく理解し、最適化していくことが不可欠です。

  • クローラーにページを発見してもらう「クロール」
  • 見つけたページをGoogleのデータベースに登録する「インデックス」

この2つがしっかり機能してこそ、検索結果に表示されるチャンスが生まれます。

今すぐできるSEO対策

  • XMLサイトマップの送信
  • 内部リンクの整理
  • ユーザーに価値あるコンテンツ作成
  • モバイル対応のチェック
  • サーチコンソールでのインデックス登録リクエスト

これらを丁寧に積み重ねることで、Googleにしっかりと認識されるサイトに育っていきます。

大事なのは“継続”と“改善”

SEOにゴールはありません。
Googleの変化やユーザーのニーズに合わせて、自分のサイトも柔軟にアップデートし続ける姿勢が大切です。クロール・インデックスの状況をサーチコンソールで確認し、アクセス解析で改善点を見つけていくことで、少しずつでも確実に成果が出てきます。この記事が参考になると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!