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【危険】Googleビジネスプロフィールを削除するとどうなる?悪評対策のポイントも解説

  • 2025年5月22日
  • 2025年5月22日
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お店やサービスをがんばって運営している中で、思わぬ「悪い口コミ」が投稿されてしまうことってありますよね。「こんな口コミがあるくらいなら、いっそGoogleビジネスプロフィールを削除してしまいたい……」そんなふうに悩んでしまう気持ち、とてもよくわかります。

でも、ちょっと待ってください!
プロフィールを削除することで、実は思わぬリスクを背負ってしまうこともあるんです。

この記事では、

  • Googleビジネスプロフィールを削除したときのデメリット
  • 悪い口コミへの正しい対処法
  • やってはいけないNG対応

などについて、わかりやすく解説していきます。口コミに悩む方が、正しく、安心して対策できるようにお手伝いできたら嬉しいです。


Googleビジネスプロフィールを削除するとどうなる?4つの大きなリスク

1. 検索結果からお店が消える(集客への大打撃)

Googleビジネスプロフィールを削除すると、Googleマップや検索結果にお店が表示されなくなります
つまり、近くのお店を探している見込み客から見つけてもらえなくなるということ。

たとえば、「◯◯市 工務店」と検索しても、あなたのお店が出てこない状態になってしまいます。
これは、Web集客をしているお店にとっては非常に大きな損失です。

2. データが完全には消えない(アーカイブが残る可能性も)

「削除すれば完全に情報が消える」と思いがちですが、Googleの仕組み上、削除してもデータが一時的に残るケースもあります
また、削除しても以前のクチコミが残ってしまうこともあり、根本的な解決にはつながらないことも。

3. Googleシステムの不具合に巻き込まれやすくなる

ビジネスプロフィールを削除し、その後に「やっぱり再登録したい」と思っても、Googleの審査や重複確認で時間がかかるケースがあります
プロフィールの復元や新規作成がスムーズにいかず、検索表示の再開が大幅に遅れるリスクも。

4. 悪徳業者のターゲットになる恐れも

ビジネスプロフィールを削除した空白を狙って、第三者が勝手に情報を登録する“なりすまし”被害も発生しています。
特に実店舗の場合、閉店情報や間違った電話番号を登録されてしまうこともあり、ブランドの信用を落とす結果に。


削除しなくても大丈夫!悪い口コミに負けない3つの対処法

1. 良いクチコミを増やす工夫をする

悪いクチコミが目立つのは、良いクチコミが少ないから。
だからこそ、満足してくださったお客様に積極的にクチコミの投稿をお願いしましょう。

お願いの仕方のポイントは「自然なタイミングで、感謝を込めて」伝えること。たとえば…

「今日はありがとうございました!もしよかったら、Googleに感想をいただけるととても励みになります!」など、丁寧にお願いすることで、信頼関係を深めながらクチコミを増やすことができます。

2. 悪いクチコミには誠実に返信する

クチコミの中でも、誤解や一時的なミスが原因で低評価になることもあります。
そんなときは、相手を責めるのではなく、冷静に、誠意を持って対応することが大切です。

たとえば…

「この度はご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。今後は同じことがないようスタッフ一同改善に努めます。」

こうした返信を見た他のお客様は、「このお店はちゃんと対応してくれるんだ」と信頼度が上がるきっかけになります。

3. ガイドライン違反の口コミはGoogleに削除申請できる

中には、事実と異なる内容や誹謗中傷など、Googleのポリシーに違反しているクチコミもあります。
そうした場合は、削除申請を行うことで運営側に対処してもらえる可能性があります。

申請方法は簡単で、クチコミ横の「・・・」マークから「問題を報告」を選ぶだけ。
すべてが削除されるわけではありませんが、適切なルールに沿って正しく申し立てることが重要です。

このように、削除という選択をしなくても、できることはたくさんあります。
むしろ、お客様との信頼関係を築くチャンスだと考えるのがおすすめです。


やってはいけないNG対応とは?

悪いクチコミに対して、「なんとかしたい!」という気持ちが強くなると、つい間違った行動をとってしまうことも…。
でも、一歩間違えるとGoogleからのペナルティや信頼失墜につながるおそれもあるので要注意です。

ここでは、特に気をつけてほしいNG対応を3つ紹介します。

1. 自作自演やクチコミの“買収”行為

なりすまして自分でクチコミを投稿したり、お金やサービスで「★5クチコミ」をお願いしたりする行為は、Googleのポリシー違反になります。

最近ではAIや自動検出ツールの精度も上がっており、不自然なクチコミはすぐにバレて削除対象になります。最悪の場合、ビジネスプロフィールの停止や削除という厳しい対応を受けることも…。

2. 高評価だけを依頼する・誘導的なお願いをする

「★5で書いてくださいね」や「悪い評価はやめてください」といった評価を指定する依頼もNGです。
これは口コミの公正性を損なう行為とみなされ、やはりGoogleのガイドライン違反に。

口コミはあくまでも「お客様の自由な意見」であることが大前提です。
お願いする際は「よろしければご感想をお願いします」と、あくまで中立的に伝えることが大切です。

3. ネガティブな投稿者に対して攻撃的な返信をする

「うちに来なければよかったんじゃないですか?」など、怒りにまかせた返信は絶対にNG!

たとえ事実無根の投稿だったとしても、見る人からすると「怖いお店」という印象を持たれてしまいます。どんな時でも冷静に、誠実な対応を心がけることで信頼感が生まれます。

一時的に気持ちがスッとするような対応でも、結果的に信頼を落とす行動にならないよう注意しましょう。


まとめ|削除ではなく、信頼を積み上げる視点で対応しよう

悪いクチコミは、確かにショックなものです。
でも、Googleビジネスプロフィールを削除することで得られるのは「一時的な安心感」だけで、長期的には多くのデメリットがあるということがおわかりいただけたと思います。

本記事でお伝えしたように、クチコミには正しい向き合い方があります。

今回のポイントまとめ

  • プロフィールを削除すると「集客・信頼・再登録」の面で大きなリスクがある
  • クチコミを正しく対処すれば、逆にお店の信頼を高めるチャンスにもなる
  • ガイドラインを守って、誠実に・着実に対応することが何より大切

クチコミは、お店の「今」を映し出す鏡のようなもの。
良い声も、時には厳しい声も、お客様からの大切なフィードバックです。

削除に頼るのではなく、お客様との信頼を積み重ねていくことで、きっとあなたのお店はもっと強く、愛される存在になります。この記事が参考になると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!