Google広告の予算の決め方|具体的な計算例で解説!

Google広告の予算はどう決める?

Google広告を始めるとき、「予算はいくらくらい必要なんだろう?」と悩む方はとても多いです。Google広告の大きな特徴は、すでにサービスや商品を探している「顕在層」にアプローチできる点です。

たとえば、「地域名+サービス名」「〇〇 相談」「〇〇 予約」など、明確な目的を持って検索しているユーザーに広告を表示できます。

そのためGoogle広告は、クリック単価やCVRといった数値をもとに、予算を逆算して考えていきます。今回の記事では「まずは少額から広告を始めてみる」ケースを例に解説していますが、広告費を多くかける場合でも、基本的な考え方は同じです。今回は、工務店の広告運用事例を一例として紹介していますが、考え方自体は他の業種にもそのまま応用できます。


広告予算は「目標」から逆算して考えるのが基本

Google広告の予算を決める際に大切なのは、「いくら使えるか」ではなく「何を目指すか」から考えることです。

基本的な流れは次の通りです。

  1. 月に獲得したい問い合わせ(CV)数
  2. 想定されるCVR(コンバージョン率)
  3. 想定されるクリック単価(CPC)
  4. 必要なクリック数
  5. 必要な広告予算

この順番で考えることで、「なぜこの予算なのか」を数字で説明できるようになります。逆に、予算だけを先に決めてしまうと、成果が出なかったときに判断が難しくなってしまいます。


【計算例】Google広告の予算を具体的な数字で考えてみる

ここでは、Google広告の予算を実際の数字と計算式を使って考えてみます。Google広告の予算計算は、次の式で考えると分かりやすくなります。

基本となる考え方(計算式)

まず押さえておきたいのが、この関係です。

CV数 = クリック数 × CVR
クリック数 = 広告費 ÷ クリック単価(CPC)

この2つを組み合わせると、

👉 CV数 =(広告費 ÷ CPC)× CVR

という形で考えることができます。

今回の想定条件(例)

  • 広告媒体:Google広告
  • 月の広告予算:3〜5万円
  • クリック単価(CPC):70〜200円
  • CVR(コンバージョン率):約2%

※今回は「まずは少額から始めてみる」ケースを想定しています。

月3万円の場合の計算例

① クリック数の計算

広告費 ÷ クリック単価
= 30,000円 ÷ 200円
= 150クリック

② CV数の計算

クリック数 × CVR
= 150クリック × 2%
= 3CV

👉 月3万円・CPC200円・CVR2%の場合、
理論上は月3件程度のCVが見込める計算になります。

月5万円の場合の計算例

① クリック数の計算

広告費 ÷ クリック単価
= 50,000円 ÷ 70円
= 約714クリック

② CV数の計算

クリック数 × CVR
= 714クリック × 2%
= 約14CV

👉 クリック単価が下がると、
同じCVRでも獲得できるCV数は大きく変わります。

広告費を10万円、20万円と増やす場合でも、この計算式自体は変わりません。金額や業種が変わっても基本的には同じ考えなので、そのまま応用できます。


計算通りにいかない理由と、数字の正しい見方

広告運用では、計算通りに成果が出ないことも珍しくありません。

  • 検討期間が長い
  • 比較検討されやすい
  • すぐに行動につながらない

といったサービスでは、広告をクリックしても、その場でCVにつながらないケースも多くあります。そのため、CV数だけを見て良し悪しを判断するのは注意が必要です。

クリック単価やCVRなど、途中の数字もあわせて確認することで、広告の状態を正しく判断できます。


少額から始める場合に意識したいポイント

少額予算でGoogle広告を始める場合は、次のポイントを意識すると、ムダな出費を防ぎやすくなります。

  • 検索意図が明確なキーワードを選ぶ
  • 除外キーワードの設定
  • 広告文とLPの内容を一致させる
  • 短期間で判断しすぎない
  • 数値を分解して確認する

「結果が出ない=失敗」とすぐに判断せず、改善しながら運用していく姿勢が大切です。


まとめ

Google広告の予算は、感覚ではなく数字を分解して考えることが大切です。

今回ご紹介したように、少額から始める場合でも広告費を多くかける場合でも、基本的な考え方は変わりません。まずは、「なぜこの予算なのか」を説明できる状態を作ること。そこから改善を重ねていくことで、無理のない広告運用につながります。この記事が参考になると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!