こんにちは、まみです！前回のブログ記事では、Google広告の概要やそのメリット・デメリットについてご紹介しました。今回のテーマは、Google広告を始める際に知っておくべき「基礎用語」についてです。初めてGoogle広告を利用する方や、少し知識があるけれど用語の意味が曖昧という方のために、解説していきます。
1. キーワード
キーワードは、ユーザーが検索エンジンで入力する単語やフレーズを指します。Google広告では、このキーワードを設定することで、広告がどのような検索クエリに対して表示されるかを決定します。例えば、「東京 カフェ」というキーワードを設定すると、そのフレーズに関連する検索結果にあなたの広告が表示される可能性が高まります。適切なキーワードを選ぶことが、効果的な広告運用の鍵です。
2. インプレッション
インプレッションとは、あなたの広告が表示された回数を示します。広告がユーザーの画面に表示されるたびにカウントされます。ただし、クリックされるかどうかに関わらず、表示された回数がインプレッションとして記録されます。インプレッション数が多いということは、広告が多くの人に見られていることを意味しますが、それだけで効果的な広告であるとは限りません。
3. クリック数
クリック数は、広告がクリックされた回数を表します。広告が表示されてインプレッションが増えるだけでなく、実際にユーザーが広告をクリックしてくれることが重要です。クリック数が多いと、ユーザーが広告に興味を持っていることを示しています。
4. クリック率（CTR）
クリック率（CTR）は、広告が表示された回数（インプレッション数）に対して、どのくらいの割合でクリックされたかを示す指標です。CTRは、広告の効果を評価するための重要な指標の一つです。例えば、インプレッション数が1,000回でクリック数が100回の場合、CTRは10%となります。CTRが高いほど、広告がユーザーにとって魅力的であることを意味します。
5. クリック単価（CPC）
CPCは、クリック単価とも呼ばれ、広告が1回クリックされるごとに支払う金額を指します。Google広告では、入札方式を採用しており、キーワードごとに入札価格を設定します。CPCが高すぎると予算が早く消耗してしまうため、適切な入札額を設定することが重要です。
6. コンバージョン（CV）
コンバージョンとは、ユーザーが広告をクリックした後に、特定の目的を達成した回数を指します。目的は、商品購入、問い合わせフォームの送信など様々です。Google広告では、コンバージョンを追跡することで、広告がどれだけ成果を上げているかを測定できます。コンバージョンの数が多いほど、広告キャンペーンが成功しているといえます。
7. コンバージョン率（CVR）
コンバージョン率は、広告がクリックされた回数に対して、どのくらいの割合でコンバージョンが達成されたかを示す指標です。例えば、クリック数が200回でコンバージョン数が10回の場合、コンバージョン率は5%となります。この指標は、広告がどれだけ効果的にユーザーを目的の行動に導いているかを評価するために重要です。
8. CPA（Cost Per Action）
CPAは、1コンバージョンあたりにかかる費用を示します。広告費用をコンバージョン数で割ることで求められます。例えば、広告費用が5,000円でコンバージョン数が10回の場合、CPAは500円となります。CPAは、広告キャンペーンのコスト効率を評価する際に非常に重要です。CPAが低いほど、少ない費用で効果的にコンバージョンを獲得できていることを意味します。
9. ROAS（Return On Advertising Spend）
ROASは、広告費用に対する売上の割合を示す指標です。例えば、広告費用が10,000円で売上が50,000円の場合、ROASは5（500%）となります。ROASは、広告投資がどれだけ効果的であったかを評価するために非常に重要です。ROASが高いほど、広告投資の効果が大きいことを示しています。
10. ROI（Return On Investment）
ROIは、投資収益率とも呼ばれ、広告投資全体に対する利益の割合を示します。ROASと似ていますが、ROIは広告費用だけでなく、他のコスト（製品原価、運営費など）も考慮に入れます。
まとめ
今回の記事では、Google広告を始める際に知っておきたい基礎用語を解説しました。これらの用語を理解することで、広告運用をより理解し、効果的な実施できるようになります！
