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Google広告とMeta広告の予算の決め方!具体的な計算例で解説

WEB広告を始めるとき、最初に悩むのが「いくら予算をかければいいの?」という点ではないでしょうか。
広告効果を最大化し、ムダな出費を抑えるためには、予算の考え方をしっかり設計することが重要です。

広告予算の設計でまずやるべきなのは、「目標の明確化」です。
たとえば「月に100件の資料請求を獲得したい」「Instagramで認知度を広げたい」など、広告の最終ゴール(=コンバージョン)を具体的に定めましょう。

この目標を軸に、「どんなユーザーに、どの媒体を使ってアプローチするか」を考えていくことで、自然と必要な予算も見えてきます。


Google広告とMeta広告の特徴と予算設計の違い

広告予算の設計において、媒体ごとの特徴を理解しておくことはとても大切です。

▼Google広告の特徴

  • 検索意図に基づく広告配信:キーワード検索に対して広告を表示でき、購入意欲の高い「顕在層」にアプローチしやすい。
  • 柔軟な設定が可能:キーワード、地域、時間帯など細かい設定ができる。
  • 費用はクリック課金(CPC)型:クリックされた分だけ費用が発生するため、無駄が出にくい。

▼Meta広告の特徴(Facebook/Instagram)

  • 興味関心に基づくターゲティング:ユーザーの趣味・行動データから広告配信。「潜在層」への認知拡大に向いている。
  • ビジュアル訴求が得意:画像や動画を活用し、印象に残りやすい。
  • SNS特有のエンゲージメント:いいねやシェアなど拡散性がある。

両者を比較すると、Google広告は「成果重視」Meta広告は「認知拡大やブランディング」に強い傾向があります。
目的に応じて、予算のかけ方も調整しましょう。


実践!広告予算の計算方法(具体例付き)

目標達成に必要な広告予算は、以下のステップで算出できます。

▼ステップ①:目標CV(コンバージョン数)を決める

例:月に100件の資料請求を得たい

▼ステップ②:CVR(コンバージョン率)を設定

例:5%(100人中5人が資料請求)

▼ステップ③:CPC(クリック単価)を想定

例:1クリックあたり300円

▼ステップ④:必要なクリック数を計算

100(CV数) ÷ 0.05(CVR) = 2,000クリック

▼ステップ⑤:予算を算出

2,000クリック × 300円(CPC) = 600,000円

このように、目標から逆算することで、必要な広告費の目安が具体的に見えてきます。


広告運用しながら予算を最適化するコツ

広告運用は「一度決めたら終わり」ではなく、データを見ながら改善することが重要です。

▼まずは小額でテスト

いきなり高額予算をかけるのではなく、まずは1日1,000円程度からスタートして、徐々に予算を調整していくのがおすすめ。

▼チェックすべき指標

  • CTR(クリック率):広告がどれだけ興味を引けているか
  • CVR(コンバージョン率):クリック後の成果に直結
  • 広告ランク(Google広告):広告表示の順位に影響

▼A/Bテストで精度を高める

異なる広告文・画像を試して比較することで、より効果的なクリエイティブを見つけられます。
Meta広告では特にビジュアルの違いが成果に直結するため、継続的なテストが欠かせません。


予算設計で失敗しないためのポイント

最後に、広告予算を考える際に押さえておきたいポイントをまとめます。

✅長期的な視点で取り組む

広告は短期的に結果が出ない場合も多いため、データを蓄積しながら徐々に改善するスタンスが大切です。

✅目的に合った媒体選び

「すぐに売上を伸ばしたい」ならGoogle広告、「まずは認知拡大から」ならMeta広告が効果的です。

✅事業規模に合った無理のない予算設定

初期段階ではテスト感覚で小規模から始め、広告の成果が見えてきた段階で徐々に投資を増やしていきましょう。


まとめ

Google広告やMeta広告で成果を出すには、目標から逆算した「計画的な予算設計」が不可欠です。
今回ご紹介したように、クリック単価やコンバージョン率をもとに計算することで、具体的な広告予算を見積もることができます。

また、広告は出して終わりではなく、継続的にデータを見ながら改善することが成功のカギ
小額からテストしながら、自社に合った広告戦略を見つけていきましょう。

この記事が、これからWEB広告を始める方の一歩となれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!