Googleマップの口コミは削除できるの?基本ルールを解説
Googleマップに投稿された口コミは、すべてが自由に削除できるわけではありません。
原則として、Googleはユーザーの投稿の自由を尊重しており、「気に入らないから」「評価が低いから」といった理由では削除対象になりません。
ただし、ガイドラインに違反している口コミは、削除の対象になります。たとえば…
- 虚偽の内容(事実と異なる)
- 誹謗中傷・差別的な表現
- スパム・宣伝目的の投稿
- なりすましや個人情報の記載
このようなケースでは、削除申請をすることでGoogleが審査し、違反と判断されれば口コミは削除されます。
Googleマップの口コミを削除する方法【具体的な手順】
不適切な口コミを見つけた場合は、以下の手順で削除申請ができます。
▼パソコンからの手順
Googleマップを開き、該当する口コミのページを表示
問題の口コミの右上にある「︙(縦の三点)」をクリック
「レビューを報告」を選択
理由を選んで送信
▼スマートフォンアプリの場合
Googleマップアプリを開く
店舗ページ → 「クチコミ」タブへ
該当するクチコミの右上「︙」をタップ
「クチコミを報告」→ 適切な理由を選んで送信
申請後は、Googleが内容を確認し、審査を通過すると口コミが非表示または削除されます。通常、審査には数日かかります。
削除が通りやすいケースと通らないケース
削除が通りやすい口コミの特徴は、Googleポリシーに明確に違反しているケースです。
例えば:
- 「◯◯店は最低!」などの暴言・差別表現
- 他の店と間違えて投稿された内容
- 明らかな事実無根の内容(例:営業していない日に「接客が悪かった」と書く)
- 宣伝やスパムリンクが含まれているもの
一方で、削除が通りにくい口コミには以下のような特徴があります。
- 星の数だけで、コメントが書かれていない
- 感想として成立しているがネガティブな内容(例:「味が合わなかった」など)
- 店側と意見が食い違っている場合(真偽の判断が難しい内容)
このようなグレーゾーンは、削除されないことが多いため、返信などで丁寧に対応することが大切です。
悪質なクチコミへの対応は削除以外にもある!
削除申請だけが対処法ではありません。適切に対応することで、むしろ信頼度を上げるチャンスにもなります。
✅ 1. 丁寧な返信を書く
ネガティブな内容でも、冷静で丁寧な返信をすると、他のユーザーからの印象がよくなります。
✅ 2. 証拠を保存しておく
悪質な口コミはスクリーンショットで記録しておきましょう。必要であれば、Googleに再申請したり、法的対応を考える材料になります。
クチコミは信頼を高める大切な資産。感情的にならず、丁寧に対応することがポイントです。

Googleマップの口コミ削除で気をつけたい注意点
口コミの削除依頼には、いくつかの注意点があります。
❌ 気に入らないからといって削除申請を繰り返すと逆効果に
→ 不適切な申請が多いと、アカウントに悪影響が出ることもあります。
❌ 自作自演の口コミ削除依頼はポリシー違反
→ 自分や知人が書いた高評価レビューを「演出」として削除・操作しようとすると、評価操作と見なされる可能性があります。
❌ レビュー内容に対する報復的対応はNG
→ 相手を特定して攻撃するなどの行為は絶対に避けましょう。
正しい対応を行いGoogleのサポートへ相談しましょう。焦らず、ルールに沿って行動することが大切です。
まとめ
Googleマップの口コミは、「嫌だから」といって簡単に削除できるものではありませんが、ガイドラインに違反している場合は、適切な手順で削除申請が可能な場合。
削除が通るかどうかは内容次第ですが、冷静かつ丁寧な対応をすることで、かえって店舗の信頼度が上がるケースも多くあります。
また、削除できなかった場合でも、「返信」や「記録の保存」といった対処法はたくさんあります。焦らず、正しく対応することで、クチコミを味方につけていきましょう。この記事が参考になると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!