Web広告のCVが少なくても止めるべきじゃない理由|正しい判断の考え方

CVが少なくて不安になるのは自然なこと

広告を運用していると、「思ったよりCVが出ない」「このまま続けて意味があるのかな?」
と不安になることは、とても自然なことです。特にGoogle広告やMeta広告を始めたばかりの頃は、CV数が少ないだけで「失敗かもしれない」と感じてしまいがちです。特に多いお悩みが、月に数件しかCVが出ない、まだCVが0、想定より成果が伸びないといった状況です。

ただし、CVの数だけで広告の良し悪しを判断してしまうのは、少し早いケースも多いのが実情です。この記事では、広告を止める前に知っておきたい考え方を、Google広告とMeta広告、それぞれの特徴を踏まえて解説します。


Google広告の場合

Google広告は、「今すぐ情報を探している人」に広告が表示されるため、いわゆる顕在層向けの広告とされています。そのため、「Google広告ならCVが出やすいはず」と思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。

たとえば、次のようなケースでは、
Google広告でもCVが伸び悩むことがあります。

  • 情報収集段階で、まだ問い合わせまで考えていない
  • 複数社を比較しており、決めきれていない
  • 検索意図とLPの内容が少しズレている
  • 競合と比べて決め手が弱い

この場合、クリックは発生していても、CVにつながらないことは珍しくありません。また、配信初期はキーワードの選定、広告文の反応、LPとの相性やAIの機会学習が進んでいないため判断できないことも多いです。「Google広告なのにCVが出ない」からといって、すぐに止めてしまうのではなく、どの段階でユーザーが離脱しているのかを見る必要があります。


Meta広告の場合

Meta広告(Instagram・Facebook)は、Google広告とは異なり、潜在層へのアプローチが中心です。そのため、Meta広告では次のような流れになることが多いです。

  • 広告で初めてサービスを知る
  • 少し興味を持つ
  • 何度か広告や投稿を目にする
  • 比較・検討を始める
  • タイミングが合ったときにCVする

このように、CVまでに時間と接触回数が必要になるため、短期間・少ない配信量で成果を判断するのは難しくなります。また、Meta広告は配信データをもとに「反応しやすいユーザー」を学習しながら最適化されていきます。学習を途中で止めてしまうと、本来の効果が見えないまま終わってしまうこともあります。


CVが少ないときこそ、途中指標を見ることが大切

CVが少ない場合でも、広告を評価する材料はCVだけではありません。たとえば、以下のような指標を確認してみましょう。

  • クリック率(CTR)は極端に低くないか
  • クリック単価(CPC)は想定内か
  • LP(ランディングページ)にきちんとアクセスされているか
  • 滞在時間や直帰率はどうか

もしクリックは取れているのにCVが出ない場合、原因がLP側にある可能性も考えられます。LPの役割や改善ポイントについては、こちらの記事をご参考ください▼

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また、広告やLPを改善する際は、一度に大きく変えるのではなく、A/Bテストで検証することが重要です。具体的なA/Bテストの進め方は、こちらの記事をご参考ください▼

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「止める」よりも「改善する」という考え方

CVが少ないとき、選択肢は「広告を止める」だけではありません。

  • ターゲット設定を調整する
  • 広告文やクリエイティブを見直す
  • LPの内容を改善する
  • 配信期間をもう少し確保する

こうした改善を重ねることで、少しずつ成果につながっていくケースも多くあります。広告は一度出して終わりではなく、データを見ながら育てていくものです。


まとめ

CVが少ないと、不安になって広告を止めたくなります。しかし、Google広告・Meta広告どちらであっても、CV数だけで判断するのは早いケースが多いのが実情です。広告の種類や配信状況を踏まえ、途中指標や改善の余地を確認した上で判断することが重要です。「すぐ止める」ではなく、続けながら改善する視点を持つことで、広告運用はより安定したものになっていきます。この記事が参考になると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!